バイクや車を自分で整備することは当たり前ではない

バイクや車を自分で整備することは当たり前ではない 趣味
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趣味としてバイクやクルマを
長く楽しんでいくためには、
定期的な整備を行うことが
必要になってきます。

そんな中で、
ありがちな悩みとしてあがるのが
「自分で整備をするべきなのか」
ということです。

所有している乗り物は自分で面倒を
見るべきとか
自分で整備できないのは恥ずかしい
なんて話も耳にしますが、

今回の記事では、
自分で整備をするべきか悩んでいる
自分で整備をやろうとしている
という人に向けて
僕なりの考えを伝えていきます。

ちなみに僕自身は整備が得意じゃないし、
できることなんて少ししかないので、
お店に頼ることがほとんどです。

理想は自分で整備ができること

自分で整備をできるのがいいことです。
それは間違いないですし、
理想は自分で整備ができることです。

いざという時に、処置ができる能力を
持っておいて損になることは
まずないでしょう。

しかし、
整備作業を仕事にしている人が
いることを忘れてはいけません。

それだけ専門性が要求されるということです。

なので理想は理想として、
自分で整備ができないことを
気にする必要はありません。

お店に任せるのってそんなダメなこと?

自分の体がおかしいと思った時や
健康診断で詳しく検査してもらう時って
病院に行きますよね。

乗り物だってそれと同じで、
日頃の点検じゃわからないところを
詳しく点検してもらったり、
自分じゃできない整備はお店に
任せるものです。

バイクや車を自分で整備することは当たり前ではない

「それだとお金がかかる」
ということを言う人がいますが、
定期的な整備費用で困窮してしまうなら
遅かれ早かれ限界がきます。

後述しますが、
お金を浮かそうとして
自分で下手なことをすれば
最初からお店に任せるよりも
多くのお金が飛んでいきます。

自分で整備を行うリスク

バイクや車を自分で整備することは当たり前ではない

自分で整備をするのは
ユーザーの自由なんですが、
身の丈以上のことをすれば
大きな落とし穴が待っています。

失敗は自己責任なんてよく言いますが、
失敗の損害が自分だけで済めばいいですけど、
最悪の場合は他人に迷惑をかけることだって
ありえます。

部品を壊す

近頃のバイクやクルマは
センサー類の塊と化しています。

車体の構造や部品の取り付け位置が
あいまいな状態で手を出せば、
うっかりセンサーを壊したり
どこかの部品を壊すことに
繋がりかねません。

工具の扱い方や
力加減がわかっていないと
あっけなく壊れてしまうので、
整備にかける費用を浮かせるつもりが
壊したものを直す分の余計な出費が
かかります。

ちょっとしたところを壊しただけで
直すのに何万もかかるというのは
別におかしな話でもありません。

走行中に異常を起こす

バイクや車を自分で整備することは当たり前ではない

手順が増えれば増えるほど
抜けや忘れが出やすいです。

特に最初の段階から独学で整備していると
誰からも作業の指摘をされないため、
部品の取り付けができてなかったり、
手順の間違いに気づかないままだと
走行中に何らかのトラブルを起こして
他の車に迷惑をかけるかもしれません。

油脂類や液体を漏らすと、
周りの運転の障害となります。
そうなると自己責任なんてことは
言ってられません。

独学でなんとかしようとしないで

自分で整備するのは自由ですが、
やったことがないことを、
自分1人でなんとかしようとするのは
おすすめしません。

ネット記事や動画だけで整備の難易度を
勝手に判断するのもNGです。

あなたと周りのバイクが同じように
整備できる保証なんてありません。
思ったよりもボルトが強く締めてあるとか
部品が意外と外れないとか
手持ち工具じゃ作業スペースに入らないとか
やらないとわからないことがあります。

過信や慢心は捨てましょう。

文章や動画はあくまで
一方通行の情報伝達です。
注意事項は伝えてくれたりしますが、
力加減とか作業のコツは
伝えるのにも限界があります。

大人しくお店に頼みましょう

あなたにできないことを
代わりにやってくれる役目は
整備士が担っています。

簡単そうだと思っても、
自分でやったことがないなら
最初は大人しくお店に頼みましょう。

もし整備に興味があるなら、
お店に頼むタイミングを活かして
作業を見学させてもらったり、
作業内容を聞いてみたりしましょう。

【ディーラーよりは個人で営んでいるお店のほうが
快くOKしてくれる可能性が高いです。

自分で整備しようとする心意気は
いいことなんですが、
それ以上に、
知識、経験、技量を照らし合わせて
正しい判断をすることが大事です。

お店に迷惑かかるので
賛否あるかと思いますが、

自分で勝手に失敗して
修理に持って行くより
迷惑はかからないでしょう。

最後に

自分の体ですら
誰かの助けを得て
維持しているクセに

いざ乗り物の趣味となると
「自分で整備できないの?」
「これくらいはやろーよ」
なんて言う輩がいますが、
あなたの乗り物なんですから、
大事にしたいと思う気持ちに対して
どう行動するかは人それぞれです。

乗り物に害を与えたり、
無頓着、無関心でなければ
好きなように維持すればいいと思います。

特に失敗すると走行中に
大きな支障が出る整備においては、
自分の技量に見合った判断をしましょう。

「好奇心は猫をも殺す」
「下手の横好き」
これを意識しているくらいが
丁度いいかもしれません。


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