家族で使っていたドライヤーの
折りたたみの持ち手部分が
壊れてしまったので、
近所の家電量販店でドライヤーを購入しました。
まずドライヤーの買い替えにあたって
- 髪を早く乾かせること
- 5000円より少し上の価格帯
ここを重視して探しにいきました。
よくよく下調べもせずに
店頭でいくつか試運転した中で
決定しました。
それがこれです↓
コイズミ ダブルファンドライヤー KHD-W740 ブラック(1台)MONSTERという物騒な名を冠しています。
エレキギターのシールドか
ドゥカティのバイク、
はたまたエナジードリンクでしか
聞いたことないですが、
ドライヤー界にもMONSTERがいたみたいです。
その名に恥じない怪物っぷりで
性能もよかったのですが、
やや気になる点もあったので
まとめて記事にしてしまいます。
5000円よりも少し上の価格の
ドライヤーを探している人や
最新機種にこだわりがない人には
何かの参考になるかと思います。
本体の特徴と説明
- ダブルの大風量2.0㎥/分
- イオンリングにより発生したマイナスイオンをしっかりと髪に届けます
- 低温風のスカルプモードで髪と地肌をケア
- 5段階風量調節のパワフルな風でより速くブロー
- 着脱式吸込口カバーでお手入れ簡単に
ドライヤーの外箱に書いてあった主な特徴です。
ちなみに
110V地域であれば
海外での使用にも対応しています。
その他の注意点としては、
マイナスイオン発生時に特有の臭いがすることが
あるらしいですが、もちろん人体に害はないです。
次にボタンの配置について、
下から順番に説明します。
電源ボタン | 本体のONとOFF (最初はドライモードで風量Max) |
風量調節ボタン | 上げ下げ方向で風量を5段階調節 |
モード切替 ボタン | ドライ→クール→スカルプモードの順に切替 |
モードが3つもあるとどこで区別すればいいのって話ですが、
本体の横にいまの風量レベルを示すランプがあって、
- ドライモード→常時点灯
- クールモード→点滅
- スカルプモード→ゆっくり点滅
これで見分けることができます。
シンプルに風量と音がすごい
風量が2.0㎥/分とか言われても
いまいちピンとこないですけど、
とりあえず風は勢いよく出ます。
男の僕からすれば
必要充分どころか
完全にオーバースペックです。
短髪の人なら5段階あるうちの4段階目で
すでに充分な風量を出してくれます。
でもって少し余談ですが、
髪を乾かすまでの時間って
個人の体感スピードが何より大事だと思いますし、
髪質や長さなども含めると
より個人差が大きくなってきますよね。
なので髪を乾かす時間をどのくらい短縮できたかは、
あえて触れません。
そのうえで僕の感想としては
より短い時間で乾かせるようになったなと感じました。
ちなみに妻は髪の長さが肩甲骨あたりまでありますが、
早く乾かせるようになったと喜んでいました。
そのくらい風量に関しては、問題ないのですが…
動作音がかなりデカいです。
まぁ風量が増すほど音が大きくなるのは
宿命的なところがあるので、
ある程度は仕方ないのかもしれませんね。
スカルプモードなんてものもあります
冒頭でモード切替について触れましたが、
ドライモードとクールモードはまだしも
スカルプモードって聞き馴染みがないですよね。
簡単に言うと
ドライモードより低めの温風が出ます。
髪を最短で乾かすことよりも
髪と地肌を傷めたくない人にとっては
ありがたい機能となるはずです。
なにやら取説の情報によると
スカルプモードで地肌をしっかりと乾かしてから
ドライモードにして、髪の根元から毛先に向かって
乾かすといいらしいです。
恥ずかしながら初耳でした。
2歳の息子の髪を乾かすときに、スカルプモード特有の当て続けても熱くなりすぎない温風が役立ってくれています
使ってみて気になるところ
動作音がデカいと言いましたが、
それ以外で使っていて気になったことについて説明します。
- 本体の重さが気になる
- 風量Maxで動き始める
- ボタンの位置が分かりづらい&操作性も悪い
①本体の重さが気になる
ファンが2つあるせいなのか、
本体が重いです。
ドライヤーを持つ手は常に動かすので、
乾かすのに時間がかかる人には
しんどく感じるはずです。
②風量Maxで動き始める
スイッチONから風量Maxで動くので、
周囲に音量で迷惑をかけたくない時間帯だと
まず風量を急いで下げないといけません。
弱めの風量で使いたいときに
下げ方向の操作回数が増えるので
少しわずらわしく感じます。
完全な好みですが、
風量Maxで使用する前提よりも
中間あたりの風量から動き始めてくれると
調節幅を活かすことができるかなと思いました。
③ボタンの位置が分かりづらい&操作性も悪い
だいたいドライヤーってスイッチのONとOFF以外は
髪を乾かしながら片手で操作すると思うんですが、
このドライヤーはというと
ボタンは小さくて、位置が低め
押したときのクリック感も
弱くて操作性が悪いです。
なので持ち手側で操作しようとすると
指が動かしづらくて、
一旦握り直してボタン操作するという
手間が発生します。
僕は右手でドライヤーを持ちますが、操作したいときはまず左手で本体を支えてから右手でボタンを押しています
日々のお手入れ
最後に日常のお手入れについて。
ドライヤーを毎日使っていれば
こんな感じで吸込口にほこりがたまってきます。
掃除の方法は以下の通りです。
- STEP1吸込口のカバーを外す
※カバーがはまっている状態から
〇印の方へひねるとカバーを外すことができます - STEP2吸込口を柔らかいブラシで掃除する
※歯ブラシなどで優しくほこりを絡め取りましょう
- STEP3吸込口のカバーをつける
※カバーをつけるときは、〇印に一度合わせてから
ライン状の印が1直線になるところまでひねりましょう
風量に優れたドライヤーなので、
取説には月1回以上の掃除とありますが、
実際は1週間も放置すれば目に見えて
ほこりがついています。
それくらい吸込口にほこりがたまりやすいです。
火災の原因にも繋がりますし、
性能も低下するかもしれないので、
こまめに掃除してあげましょう。
まとめ
- 動作している時の音量の大きさ
- 本体の重さ
- 風量Maxで動き始める
- ボタンの位置が分かりづらい&操作性も悪い
といった気になることはありますが、
それを補えるだけの性能ですし、
価格のバランスも優れているなと感じました。