バイクに乗り始めたばかりで大型バイクに乗りたいけれど何に注意すればいいのか知りたい。
こういった悩みに答えていきます。
これを読めば大型バイクで注意するポイントが理解できると思います。
ですが内容に入る前にまずはこちらの過去記事
を読んでそれでも初心者のうちに大型バイクに乗りたい方が本記事を読むことをおすすめします。
結論としては、大型バイクの特性を知らないと思わぬ事故やトラブルを起こします。
実際に私の周りでも大型バイクならではの事故に遭遇した人もいますし、私自身も怖い思いをしたこともあります。
大型バイクで注意するポイントは3つ
- 急な操作は禁物
- 性能なんて扱いきれない
- 電子制御を過信しない
順に説明していきます。
急な操作は禁物
どの排気量のバイクにも言えることではありますが、特に大型バイクはスピードも出ますし、ブレーキの力も強い傾向にあるので
スロットルとブレーキを急に操作するのはダメです。
右左折やコーナリング中にスロットルを急に開ければスリップする危険がありますし、
スピードが出ている時にブレーキをガツンと入力すると車体姿勢が崩れて転倒するかもしれません。
そしてフロントタイヤがもしも走行中に破綻すると、立て直すことはほぼ不可能です。
性能なんて扱いきれない
向上心があるのはいいことですが、大型バイクの性能を扱いきることは出来ません。
まして公道においては、自分が扱いきれているかなんて気にしなくていいです。
タイヤを端まで使えていないとか膝を擦れないとかは公道で抱える悩みでは無いですし、そもそも目的にするものではありません。
ほどほどに楽しめていれば充分だと思いましょう。
電子制御を過信しない
バイクを走らせる力と止める力が強力な大型バイクではライダーをサポートする電子制御が何かしら搭載されています。
例えば急なスロットル操作をしてタイヤがスリップしそうになれば、回転数を制御して転倒を防止してくれたり、ブレーキを強くかけすぎてロックしそうになれば、感知してロックを防止してくれます。
人が扱いきれない大型バイクでは今や必須の装備ですが、
これらに頼りきってもいけません。
電子制御があれば万が一の事態を避けられるかもしれませんが、いつも電子制御が介入しているなら運転や操作の仕方を一度見直してみましょう。
状況判断はライダーの仕事
気温、天気、季節による路面状況の変化はライダーにしか判断できません。
今日は気温が低い、落ち葉が多い、雨あがりで濡れている箇所がある、など
1年通して同じ状況で走れることはありませんのでライダーが考慮しましょう。
特にバイクを倒し込んでいる時に落ち葉・砂利・マンホールへ乗り上げたら一瞬で滑ります。
実際に私の周りでも冬の寒い時期に交差点の右折でハイサイドを起こした人もいますし、操作と状況判断を誤ればこういうことにもなってしまいます。
バイクがライダーをサポートしてくれていますが、何も考えなくていいわけでは無いです。
初心者でも大型バイクは乗れるけど
私は普通二輪免許を取ってから数か月後に大型二輪免許を取り、憧れの大型バイクに乗り換えました。
ちなみに600㏄でしたが初めての大型だったので、
まず加減速の勢いに慣れるまでが怖かったです。
乗り始めた頃はいつも疲労感に襲われていたので、長距離なんて本当に無理でした。
今思えば結局バイクの操作が雑だったから、疲労感に繋がってしまったんですよね。
メーカー側もなんとか乗りやすく扱いやすくしようと改善を繰り返していますが、
それでも上手く乗りこなすには、それなりの経験が大事になってきます。
まとめ
大型バイクは初心者に厳しい面もありますが、
いずれ乗ることになるなら早めに体感しておくのも1つの勉強になるでしょう。
ですが、最低限のスキルとして運転中の状況判断は出来るようになってから乗ることをおすすめします。
そうすれば今から自分がバイクをどう操作するかを考えるきっかけになりますし、何が何だか分からないまま事故に遭う確率も減ります。
とにかく落ち着いて操作して、周りをよく確認しましょう。
以上です。