働き始めてしばらくの間は
職場に慣れるまでなんだか肩身が狭く
なったような感覚になりがちですよね。
慣れない環境の中だと、
ガツガツいけるタイプ以外は
緊張から会話のきっかけも
見つからないと思います。
そこで、この記事では
- 職場の人はそこまで嫌いじゃない
- 自分から話かけるのをためらってしまう
- いまの職場で頑張っていきたい
こういった、いわゆる
人嫌いじゃない人見知りさんに向けて
人見知りで職場に馴染むのに苦労した僕が、
高校卒業から8年間働いてこられた
経験談を元にして、
助けになれそうなことを
伝えていきます。
ざっくり言わせてもらうと言葉だけで人の印象は決まらないし、会話が苦手だとしても急いで克服する必要はないです。
人見知りなら会話以外の行動で周りからの印象を変えるしかありません。
最初は職場に馴染めなくて当然です
会社の方針によりさまざまですが、
大まかな流れとして、
入ったらまずは社員研修を受け、
数ヶ月たった頃には
「あなたはここで頑張って下さい」と
いきなり職場にぶち込まれる。
もちろん最初から職場に打ち解けようと
頑張れるなら、それは素晴らしいですし、
会話できるに越したことはありません。
しかし職場は学校とは違って
周りの年齢層はバラバラ、
おまけに社会人ともなれば
外見も落ち着いてる人が多くて
性格、話しやすさ、自分との相性を
すぐに判断するのは困難。
慎重になるのも無理はないです。
環境が何もかも変わるので、
周りの人に話しかけたり、
上手に人と接していく自信を
持てないのは自然なことです。
口は災いの元
人見知りからすれば
誰とでもすぐにおしゃべりできる人を
羨ましく思うことも
あるかもしれません。
しかし、
口は災いの元という言葉があるように
口を開く機会が多ければ多いほど、
自分が意図しないところで
他人の反感を買ってしまう
こともありえます。
人見知りであることは
そういった口を開くことで招くリスクを
最小限にできているという
とらえ方をしましょう。
このことを踏まえて
気を楽にしてから、
次からの項目を
参考にしてみてください。
言葉をはっきり伝える
雑談しようと無理に話かけていく必要は
ないのですが、
あいさつや話しかけられた後の返答は
ちゃんと行う必要があります。
そういったときに、
もごもごしていて
何言ってるかわかんないという
状況を避けるためにも、
大きな声でなくてもいいので、
はっきりとした声で相手に
伝える努力はしましょう。
いきなり難しいことを
言ってるかもしれませんが、
人に話しかけたり、
口数を増やすよりかは
簡単だと思います。
とりあえず雑用をやっとこう
働き始めてすぐは
仕事を早く覚えることが業務の中心
となることが多いですし、
1人でできることも少なくて
自分が役に立ってるか
不安になることもあるでしょう。
そんな時は周りに馴染むための手段として
雑用をしていきましょう。
でも雑用と言われると
能力を過小評価されているとか、
社畜的なイメージで嫌な感じという
気持ちもわかります。
ご機嫌取りでしかないような
雑用は確かに意味不明ですが、
掃除や物の整理、片付けなどの雑用は
職場環境の維持から見ても必要な業務です。
簡単なことが大半なので、
やりがいは皆無ですが、
仕事の選り好みができない以上は
やっておいて損はないでしょう。
おまけに雑用を抜けなく行うためには
職場をそれなりに見渡すことも
大切になるので、
周りの状況を見て行動するクセを
つけるのにも役立ってくれます。
上司や先輩にあれこれ言われるよりも先に
雑用を率先してできるようになると、
あなたの印象を変えることにも
繋がるかもしれません。
誰がやっても同じ結果の雑用
ですが、掃除や片付けは
手を抜けてしまえる分、
人によって違いが出るので、
腕の見せ所です。
実際に僕が職場で意識したこと
18歳で入社して配属された職場の
グループは僕と1番年齢が近い人ですら
一回りも歳が離れていました。
人見知りでなくても
なかなか会話のきっかけを
掴めない状況ですよね。
いま思えば
グループの人たちも
僕といういきなり現れた18歳の
扱いに困っていたのだと思えますが、
当時の僕は
慣れない仕事、
グループ内での振る舞い方、
一切上手くいく気がしなくて
毎日不安を抱えていました。
そんな中で、
少しでも周りに馴染むために
僕が意識していたことを
少し紹介していきます。
- 人の話を聞く
- 周りを見る
- 指示を守る
人の話を聞く
しゃべりかけることが
本当に無理だったので、
周りの雑談とか仕事の話を
よく聞いていました。
悪く言えば
盗み聞きですね。
運がよければ
おおよその人となりは
把握できますし、
聞くことに集中しているので、
業務連絡を聞き漏らしにくかったです。
ちゃんと聞いてるんだなーって
思ってもらえたら勝ちです。
自分に関係ないと思っていたことが
実は関係あった時とかは、話を一応
聞いといてよかったと思いました。
周りを見る
口を動かす機会が少なかったので、
周りの状況をよく見ていました。
片付けきれてないものが放置
されていたり、
仕事中で使う資材品が補充されて
いなかったり、
周りを見てみると
いろいろ気付くことがありました。
放っておいても
いずれ誰かがやるでしょうけど、
一度気付いてしまうと気になって
モヤモヤする性格だったので、
せっせと目につくことを
こなしていました。
指示を守る
僕に仕事を教えてくれる
教育担当が2人いたのですが、
たまに
AさんとBさんの仕事方法に
微妙な違いがありました。
そういう時に、
自分の気に入った方を
ずっとやり続けてもよかったの
ですが、2つのやり方を
完璧に習得する意味も込めて、
Aさんの前ではAさんの方法を
Bさんの前ではBさんの方法で
なるべく行うようにしました。
これで印象がよくなったのかは
正直言うと不明ですが、
指示を守らない=指示を聞いていない
と思われるよりはマシだったと思います。
少し思考停止感が否めないですが、
仕事を覚えている時に我流の方法を
試すのはリスクが大きいという
ことだけは言えます。
最後に…
これを見て
いまの環境に悩んでいる
人嫌いじゃない人見知りさんが
少しでも今後のヒントを得ることが
できたら僕も嬉しいです。
まずは簡単なことからでも
自分の行動を変えてみれば、
周囲からの印象も変わるはずです。
自分の行動を変えてみても
なにも変わってないと感じたら
無理に続ける必要はないですし、
その時は逃げてもいいと思います。
てな感じで終わります!